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空、山々、木々、動物、太陽、月、星など私達の周りにある物すべてはどのように存在 するようになったのでしょう?

人間はどこから来たのでしょう?

どのように地球に 住むようになったのでしょう?

銀河系と宇宙、そして広大な宇宙の先にあるのは何でしょう?

その先は?

広大な宇宙の中で、私達の住んでいる地球はどこに位置しているのでしょう?

広大な宇宙はどこに位置しているのでしょう?

私達はどこへ向かっているのでしょう?

 

比較的新しい理論(仮説)はビッグバン(宇宙大爆発)によって宇宙が始まり、人類は 何百万年もかかって微生物から非常に複雑な人類へと進化したと言っています。 しかしこの仮説は、「宇宙はどのようにできたのか?」という疑問を残しています。

 

聖書はこの疑問に答えてくれます。

創世記1章1節に「はじめに、神は天と地とを創造された。」と書いてあります。 空、地球、植物、海、銀河、惑星、太陽、月、星、広大な宇宙などが存在する前から、神は存在していました。 神には始まりはありません。 天地は神によって作られました。初めに言(ことば)があった。 言は神と共にあった。 言は神であった。 この言は初めに神と共にあった。 すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。」ヨハネによる福音書1章1-3節

 

 

創世記1章は神が1週間(1日24時間で7日間)で天と地を創造されたことを記しています。

 

第1日目、神は「光あれ」と言って、光を創造されました。 「神はその光とやみとを 分けられた。」(4節)「神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。」(5節)

第2日目、神は空を創られ、空の上の水と地の水を分けました。

第3日目、神は海と陸、植物、木、種を持つ草を種類に従って創造されました。(12節)

第4日目、太陽、月、星が神の言葉によって創造されました。

第5日目、神は言葉によって、海の生物と鳥を「種類に従って」(21節)創造されました。

第6日目、神は言葉によって、家畜と這うもの(文語訳聖書では昆虫)と地の獣を種類に従って創造されました。(25節)

 

「種類に従って」とは、すべての生き物、鳥、陸と海の獣、植物がそれぞれの子を生殖 するということです。 例えば、犬は「両親」と同じ型の犬を生殖し、鳥や猫にはならないということです。

 

また第6日目には、神はそれまでと違う特別なことをしてくださいました。ここまで神はご自分の言葉の力によって、すべての物を創造されました。 今回は、神は言葉だけでは創造しませんでした。創世記1章26-27節はこう言っています。

神はまた言われた。『われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての這うものとを治めさせよう』。神は自分のかたちに人を創造された。すなわち神のかたちに創造し、男と女とに創造された。」

創世記2章7節で 主なる神がどのように人を創造されたか説明しています。

「主なる神は土のちりで人を 造り、命の息をその鼻に吹き入れられた。そこで人は生きた者となった。」 

人は神のかたちに似せて創られました。 主なる神は「土のちりで」(創世記2:7)体をかたどり、それに命を吹き込みました。 それで人は永遠に生きる「生きた霊」になりました。(文語訳聖書創世記2:7) 神は動物、植物、海、星などを作った時のように、命令によって人を創りませんでした。 人は神のかたちに似せて創られました。 人は3つの部分からなりたっています。 霊、魂、体―この3つの部分は人が礼拝したいという願いを持つ こと、感情を表現すること、この地球で生きていくための体をもっていることをあらわしています。 他の被造物は神を礼拝しません。 人だけが礼拝したいという願いを持っています。

 

第6日目に神は天地創造を終えました。「神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第6日である。」(創世記1:31)

 

第7日目、天地創造が終わったので、神は休みました。 疲れたからではなく、すべてが完成したからです。「こうして天と地と、その万象とが完成した。 神は第7日にその作業を終えられた。 すなわち、そのすべての作業を終って第7日に休まれた。神はその第7日を祝福して、これを聖別された。 神がこの日に、そのすべての創造のわざを終って休まれたからである。」(創世記2:1-3)

 

残念なことに私達の先祖アダムとエバは神様からの一つの命令に従わず、禁じられていた善悪を知る木の実を食べてしまいました。 この不従順によって彼らもそして彼らの子孫(人類すべて)も罪人となってしまいました。人間が神に従わず神の義から反抗的に離れていったにもかかわらず神は人間を愛し続けてくださいました。

 

ヨハネによる福音書3章16節にはこう書いてあります。「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を 愛して下さった。 それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」

私たちは神様の前には皆罪人です。その結果、罰は死です。「罪の支払う報酬は死である。 しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。」ローマ6:23 この罰は肉体の死と霊の死の両方です。 霊の死とは神から離れて永遠に火の池で苦しむことです。 しかし神様は私達をたいへん愛しておられるので、子なる神―イエス・キリストを、私達の罪の罰の身代わりとなるために人として地上に送られました。十字架の上でその罰を受け終えられたイエス・キリストはご自分の命をささげ死なれました。 ヨハネによる福音書3章17節はこう言っています。「神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく御子によって、この世が救われるためである。」

 

イエス様は葬られ、3日目の日曜日の朝、死人の中から、肉体をもってよみがえりました。 イエス様はこう言っています。「父は、わたしが自分の命を捨てるから、わたしを愛して下さるのである。 命を捨てるのは、それを再び得るためである。 だれかが、 わたしからそれを取り去るのではない。 わたしが自分からそれを捨てるのである。 私にはそれを捨てる力があり、またそれを受ける力もある。これはわたしの父から授かった定めである。」(ヨハネによる福音書10章17-18節) イエス様は神です。 罪のないお方です。ですから死はイエス様の命を奪うことも、墓の中に閉じ込めておくことも できません。

 

罪を悔い改め、イエス・キリストを救い主と信じ、心に受け入れる人には誰にでも、イエス様はこの永遠の命を与えたいと思っておられます。 これを読んでいるあなたは イエス・キリストが神であると信じますか? イエス様があなたの罪の罰を身代わりになって十字架の上で受けてくださり、命をささげて死なれ、葬られ、3日目によみがえられたことを信じますか? イエス様が今も肉体をもって生きておられ、あなたを救ってくださると信じますか ?

 

もしそうでしたら、「わたしの罪を赦して下さい。私の心に救い主としてお入りください。 どうぞ私を救ってください。 永遠の命をください。」とお願いしてください。そうすればイエス様はあなたを救い、永遠の命をくださいます。 ヨハネによる福音書 1章12節にこう書いてあります。 「しかし、彼を受け入れた者すなわちその名を信じた人々には、彼は神の子となる力(特権)を与えたのである。」

皆様が罪を悔い改め主イエス・キリストだけを信じ、救い主として彼を心に受け入れられるようにお祈りします。イエスは彼に言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。 だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。」(ヨハネによる福音書14章6節) 「この人による以外に救いはない。 わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである。」(使徒行伝4章12節)

 

<聖書の学び 復習問題>

1. まだ何も存在しなかった時に、初めからいた方は誰ですか?

2. 宇宙や地球などはどのように存在するようになりましたか?

3. はじめに神は何を創造されましたか? 

4. 神はすべての物を創造するのに何日(1日24時間)かかりましたか?

5. 神は、一つの特別な創造以外には、言葉の力によって創造されました。 その特別な創造とは何ですか?

6. 4番の特別な創造はどのように創造されましたか?

7. 神はあなたをどのくらい愛しておられますか?

8. 罪を悔い改め、主イエス・キリストをだけを自分の個人的な救い主として信じましたか? イエス・キリストを心にお迎えし、永遠の命をいただきましたか?

 

<聖書の学び 問題の答>

1. 神

2. 神が創造された

3. 天と地

4. 6日(1日24時間)

5. 人

6. (創世記2章7節)「主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹き入れられた。そこで人は生きた者となった。」

7. (ヨハネによる福音書3章16-17節)「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。 それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。」

8.それぞれご自分の心からお答えください。